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最強のふたり

「最強のふたり」観てきました。

車いすで生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年が垣根を越えて友情を結ぶ、実話を基にしたヒューマン・コメディー。年齢や環境、好みも異なる二人がお互いを認め合い、変化していくプロセスを描いていく。
(シネマトゥデイ)

原題:INTOUCHABLES (UNTOUCHABLE)
製作年度:2011年 フランス
監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、他



久しぶりに聴いたよ。アース・ウインド&ファイヤーのSeptember。
今も頭の中でぐるぐる回ってる。

原題は「Intouchables」で、英題は「Untouchable」。


アンチャッチャブルを辞書で見てみると、「手を触れてはいけない」「手の届かない」「触るのもいやな」「汚らわしい」「無敵の」・・・等の意味を持っているようだ。この作品では、本来なら触れ合うことがない、というような意味で使われているのかな、と思うのですが、無敵の、っていう意味も絡んでるのかしら。

パリの大富豪フィリップは、パラグライダーの事故によって、首から下が麻痺してしまい介助なしでは生活ができない。その介助者はみな1週間ともたず辞めていくほどの気難しいフィリップ。新しい介護者の面接をしているところへ、生活保護を受給するための不採用証明を申請にきたドリスが現れる。

ドリスは前科のある無職の黒人青年。自分を繕いありきたりな返答をしている面接者の面々の中に突如まったく物おじすることなく、あまりに堂々とドリスが入ってきたものだから、フィリップはドリスに興味を抱く。まぁ、ドリスは面接に来たわけでもなんでもないのでありのままなのは当たり前なんだが。


試用期間を経て、ドリスは本採用となるのですが、決め手はたぶん、はっきりものを言う物おじしない性格や、障害者を差別しない、というところなんですが、(実際、彼は私に同情していない。彼の素生や過去などどうでもいい、とフィリップが言う場面があります)破天荒に見えるドリスの仕事ぶりがとてもきめ細やかで、丁寧だったということが大きかったようでした。

とても豪快で見ていてハラハラするところもあったけど、ドリスはフィリップときちんと向き合い、彼の求めていることを心全部で感じ取り、やがて二人には深い友情が生まれていきます。見ていると友情というより、恋、に近いものがあるように感じました。へんな意味じゃなくてね。


移動用の車にフィリップを乗せようとしたドリスが放った言葉が実に素敵だった。フィリップもたぶん、きゅんときてました。笑。そして ”実用的ではない” スポーツカー(マセラッティ?)を使うことになるくだりも素敵でした。そして、ドリスは車いすをスピードが出るように改造するのですが、それに乗るフィリップの幸せそうな笑顔はまるで子供のようにかわいかった!


大富豪と貧困極める移民の子、白人と黒人、ビバルディとアース・ウインド&ファイヤー、お互い ”触れ合うことのなかった” 二人は、急速に影響しあい、されあい、かけがえのない友人になっていく。。



ドリスの家庭の事情により、介護の仕事を離れてしまったあとのフィリップの憔悴ぶりったら見ていて辛くなるほどでした。その分、ドリスが戻ってきたときの嬉しさはもうハンパなかった。笑った笑った。映画館が笑い声で溢れてた。

ドリスの口から「ヴィクトル・ユゴー」が出てきたときは、びっくりびっくり。思わずユウゴくん!!と叫びそうになりました。笑



私はフランス映画はほとんど観たことがなく、主演のふたりも初めて観たのですが、ふたりの演技はもちろん、フィリップの付き添い人のイヴォンヌや、医師役の女性(名前忘れた)の演技も最高でした。



最後、観ていて、え、もう終わり?って思ってしまったのですが、物足りない、というより、もっと二人を見ていたい!って心底思ったのでした。スクリーン全体を覆う色遣いや、ピアノ演奏がとても素敵で、もしハリウッド映画なら、セプテンバーで明るく締めるのかな、なんてちょっと思ったけど、(リメイクが決まったらしい)こういうふうに静かにラストに向かっていく演出が私はすごく好きでした。実在する二人の写真が流れるエンディングも素敵でした。



もう一度観たい。DVDが出たら絶対買おうと思います。
大好きな映画がまたひとつ加わりました。


Soundtrack
Ais
¥ 1,512
(2012-03-20)

asami | movie | comments(0) | - |
BRAVE HEARTS 海猿

先週少しもやもや感が残ってしまったので
すっっきりさせたくて
海猿、観てきました。

製作年度:2012年
監督:羽住英一郎
脚本:福田靖
出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、時任三郎、仲里依紗、伊原剛志 他

海難事故の救助に奮闘する‘海猿’こと海上保安官たちの姿を描いた人気シリーズの劇場版第4弾。なんと今回はジャンボジェット機が海上着水するというスケールの大きなストーリーです。



私は海猿ドラマシリーズの頃からのファンなので、だいたいの展開はわかっていても見ずにはいられないのです。仙崎(伊藤英明)と、カンナ(加藤あい)の出会いから、二人が結婚し、赤ちゃんが生まれて、、の流れをずっと見てきているので、キャストが家族のような、友達のような妙な感覚です。

今回はジャンボジェット機が突然操縦不能になって、海上に着水させ、乗員乗客を救助するというお話でしたが、、飛行機のエンジンから火を噴いて操縦不能になってもなお飛び続け機内は上下にバウンドしたりして、あんなに長いことコントロールできるもんなのか、、っていう疑問はさておいて。





水深60mの海底に酸素ボンベもなく沈んでいって生きていられるわけないじゃん、とかね、沈没した瞬間にすぐ助けに行ってよ、なんなの、遺体とか言っちゃって、、、とか、佐藤隆太の手を握って、感動してる間に、早く酸素酸素!酸素をあげて!!って思ったり、、そういうちょっとじらすような演出も嫌いではありません。

最後は仙崎の先輩役、伊原剛志もいい人になるんだろうなあ、って想像はできてても、頑なな言動にいらいらしたり、最後のセリフに泣かされたり。


映像の迫力もあって終始手に汗握る、いい意味での緊張感を持ちながら楽しめました。なにがあっても、誰もが絶望しても、仙崎大輔だけは絶対にあきらめない、その強さにぐいぐい引き込まれていきます。今までの海上保安官の精鋭チームである特殊救難隊に志願した仙崎が、命を懸けて人々を必死で救おうとする姿が見物です。




仙崎大輔はあたしの憧れ、理想の人・・ドラゴンボールの孫悟空とちょっとかぶるのです。まっすぐで、優しくて、とことん強い。それでいて子供みたいに純粋で能天気なところがあって。無条件で勇気をもらえるそんな映画です。


佐藤秀峰,福田靖
ポニーキャニオン
¥ 17,493
(2006-01-18)

asami | movie | comments(0) | - |
ヘルタースケルター

こんな落ちてるときに、こんな映画を観たら
余計に落ちるんだろうなあ、と思いながら観に行ってきました。

「ヘルタースケルター」

製作年度:2012年
監督:蜷川実花
原作:岡崎京子
脚本:金子ありさ
出演:沢尻エリカ、寺島しのぶ、桃井かおり、大森南朋、水原希子、原田美枝子、新井浩文、綾野剛、他

トップモデルとして芸能界の頂点に君臨し、人々の羨望と嫉妬を一身に集めるりりこ。だが、その人並み外れた美貌とスタイルは全身整形によってもたらされたものだった。。(シネマトゥデイ)


* * * * *


冒頭の、全身包帯で巻かれた沢尻エリカ。包帯の中から全裸のエリカ様が少しずつ現れる。激しく切り替わる色鮮やかなグラビア撮影シーン。窪塚洋介との激しいラブシーン。。想像の範囲内ではあったけれど、スクリーンに思いっきり釘づけになってしまった。

おお、窪塚くん久しぶりじゃあ。。昔から結構好きだったからラブシーンでどきどき。。笑 しゃべり方は池袋ウエストゲートパークのキング、思い出すなあ、としみじみ。

沢尻エリカは確かに体を張った演技ではあったと思う。恋人の前で見せる幼い表情はかわいかったし、スターりりこでいるときはきれいだったし、セクシーだった。傲慢さも、焦燥感も、寂しさも十分に伝わってきた。

だけど、想像できてしまうから逆につまんない、というか、この子がこんな演技するんだ?!っていうようなちょっと清純派っぽい女優さんがやったらおもしろいんじゃないかなあ、って思ったり。だって、ハマり役すぎるでしょ。実際にもこんな感じなんじゃないの?ってつい思ってしまうもん。それって演技力があるのかないのかわからないけど。もし自分が女優だったらこういう役は絶対にやってみたいと思うだろうなあ。

監督の蜷川実花さんは写真家だけあって映像は華やかで鮮やかで美しかったとは思う。。思うんだが、構成なのか脚本なのか、詳しいことはわからないけれど、ひとつのシーンに固執してしまって妙に長かったり、ここで終わりでいいんじゃない?って思っても同じようなシーンが繰り返されたり、映像が中心に置かれていたせいもあるのか、観ていて少し飽きてしまうところがありました。

あと、検事役の大森南朋さんと鈴木杏さんの良さがまったく活かされていない気がしました。。大森さんはとてもいい言葉をつぶやくのですが(それが監督の言いたいことなのかな、とも思った)、台詞をひとり言のようにボソボソしゃべり、妙な間があって、セリフがコメディにしか見えなかったのがとても残念でした。

渋谷のスクランブル交差点での二人の会話のあとの、あのラストシーンはちょっとがっかりでした。あれはない方がいいと思いました。


でもでも、俳優さんたちの演技はもう最高でしたね。桃井かおりさんの最低な社長っぷりは見事で、清水ミチコさんとかがモノマネしちゃうようなTHE桃井かおり、でした。

寺島しのぶさん演じる羽田さんはもうほんとにイライラするくらいおどおどしてて、こういう役もこなせる寺島さんはすごいと思った。どーしてあんなにかっこいい彼氏(ヒモ?)がいるのかいろいろナゾですが。地味で、目の前でりりこに彼氏を寝取られてしまうという情けない女なんですが、ところどころやっぱり色気が見え隠れしてしまうあたりさすがです。


っていうか、あれはないよなあ。。せめてやめて!とか言おうよ。彼氏。。綾野剛くんはかっこよくて大好きなんだけど、そこは拒否しようよ(笑)


諸悪の根源でもある整形外科医役の原田美枝子さんもよかったです。何年か前に「あいくるしい」っていうドラマで確か、原田さんとエリカ様は共演してるんですよね。原田さんの息子が市原隼人くんで、その彼女役でしたね。あの頃のエリカ様、ものすごくかわいかったんだよなあ。。


そうそう。それから、ノルウェイの森でブレイクした水原季子ちゃんはものすごーくかわいかったです。すごく魅力のある子だなあと思いました。



劇中何度も、物語を象徴するように今時の(っていうか一昔前風な)女子高生がたくさん出てくるんだけど、それがどうしても軽い印象に映ってしまい残念でした。もう少し心の闇に焦点をあてて静かに進んでいくような、淡々さがあったらいいなあ、なんて思いました。蜷川さんは映像参加という形で、深層心理をうまく引き出せるような監督とタッグを組んだらもっと素敵な作品になったような気がします。


でもターゲットが10代20代の女の子だとしたらこれでよかったのかな。。公開されてから少し時間が経っていましたが映画館は若い女の子の姿が目立ちました。男子同士も何組か見かけました。(レディースデーだったんだけどね)


写真集が出ているようですが、そちらも見てみたいです。
きっととても美しいのでしょうね。

asami | movie | comments(0) | - |
幸せへのキセキ

「幸せへのキセキ」観てきました。


製作年度:2011年
原題:WE BOUGHT A ZOO
監督:キャメロン・クロウ
原作:ベンジャミン・ミー
音楽:ヨンシー
出演:マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、他


まず、原題が「WE BOUGHT A ZOO」なのになぜ「幸せへのキセキ」なのか、まぁ内容にも沿っているし、原題そのままっていうのもどうなのよ、という感じですし、いかにもハートウォーミングな結末が想像しやすい良い題名だとは思うのですが、少し残念でした。原題の方は、観終わってみるとまさに「WE BOUGHT A ZOO!!!」と叫びたくなるような、ぴったりな題名だなあと思いました。

それから、観終わったあと、「マットデイモンと結婚したい!」ってまず思いました(笑) 真面目で頼りがいがあって、なによりも奥さんをあんなにも愛してる人はそうそういないと思う。



愛する妻を亡くした哀しみから立ち直れていないのは、ベンジャミンだけではなかった。思春期の息子ディラン(コリン・フォード)の心は壊れかけていた。娘ロージーはまだ小さく、愛らしく、甘える術を知っていたが、(マギーエリザベスジョーンズ!ものすごくかわいかった!)中学生のディランは寂しさを表現することも、頼ることも、もちろん甘えることもできずひとりで苦しんでいた。

その苦しみが痛いくらいに伝わってきて、もっと優しくしてあげて!ってマットデイモンに言ってあげたくなるくらいでした。が、ベンジャミンもまた、素直になれない息子とどう向き合っていいのかわからずお互いの思いとは裏腹にすれ違っていく。

ある日互いの思いの丈をぶつけあって罵り合い、父は息子の寂しさを理解し、息子もまた父親の苦悩を知った。そのやりとりを見ているだけで号泣してしまいました。(いろんなことが重なりましてね)


ディランと、動物園のお手伝いをしている女の子リリー(エル・ファニング)との淡い恋はとても甘酸っぱく微笑ましいものでしたが、(ディランの心ない本音のひとことに深く傷ついてしまうリリーの表情がとても切なく、そしてかわいかったです)父親の色恋は・・・うーん。要らなかった。

動物飼育員のケリー(スカーレット・ヨハンソン)はめっちゃきれいでかわいくて、この映画には欠かせない存在だとは思うんですけど(実際には存在しないそうです)、お互い尊敬しあい、惹かれ合う、程度に抑えていてほしかったです。まぁ、サービスショットも必要だし、どうしてもって言うならCHUは1回で(笑)




動物園つきの家を買うまでの展開は少し慌ただしくて、でもとてもわかりやすく描かれていました。登場人物は全員善人で、観ていて心が温かくなる映画でした。(嫌われ者のお役所の人もほんとはいい人だと思う)でもちょっといい人がいっぱいすぎたかな。動物園開園の日の来園者がみんな優しすぎるんですもの。(ひねくれててごめんなさい)

あと、マットデイモンのお兄さん役のトーマス・ヘイデンチャーチ、最初はなにこの胡散臭い人は!って思ってたんですけど、最後はすっっごく大好きになりました。あんな人近くにいてくれないだろうか。。(いるわけない)



そして、ラストシーンが素敵でした。
深い悲しみが、美しい思い出に変わった瞬間、だったのかもしれません。



この物語は実話をもとにつくられているそうで、現在もベンジャミン・ミーという人は息子さんと娘さんとイギリスで動物園を営み暮らしているそうです。

asami | movie | comments(2) | - |
ALWAYS 三丁目の夕日 '64
ALWAYS観てきました。
『ALWAYS 三丁目の夕日 '64』
『ALWAYS 三丁目の夕日』『ALWAYS 続・三丁目の夕日』に続く、昭和の東京を舞台にしたヒューマン・ドラマの第3弾。昭和39年の東京の一角で、東京オリンピックや新幹線開通に沸く住民たちの姿を映し出す。

製作年度:2011年
監督:山崎貴
原作:西岸良平
脚本:古沢良太、山崎貴
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、薬師丸ひろ子、須賀健太 他


1作目からの大ファンなのでとても楽しみにして映画館へ向かいました。泣くかも。。って思ってハンカチを握りしめてるときは泣けないという、へんなジンクス?は見事に破られました。

Yahoo!レビューでは賛否両論があり、否の意見をたくさん読んで驚いています。泣かせようとしてる演出がどうのとか、ベタだとか、映像がどうのこうの、、挙げ句の果てに、子役が声変わりしてるだの、最後のBUMPの歌がいやだの、いろんな意見があるなあと感心してしまいました。

あたしはもしかしたら、泣かせようとしてるポイントでは泣かなかったかもしれないです。それに、最初から3Dは必要ないなと思ったので普通に2Dで鑑賞。

50年近く昔の街並を再現するのはむずかしいじゃないですか。なのでCGはまったく気にならず。相変わらずな登場人物に懐かしさいっぱいでした。

茶川のダメダメさも、鈴木オートの雷オヤジっぷりも、まったく訛がなおってない六ちゃんも、優しいお母さんも。みんな愛おしい。

六ちゃんに彼氏ができたときの、スーパーサイヤ人ばりの鈴木オートの怒りや、挨拶に来た時の「殺すぞ・・」で始まったセリフとか、どれだけ六ちゃんを大事に思ってるかの表れで、こんな風に思ってくれる人がいるっていうのがなによりの幸せなんだなあと思いました。

茶川のお父さんのお葬式の場面では、高畑淳子さんの演技に泣かされました。ここで最初の涙腺が崩壊。このあとはもう最後までほぼ泣きっぱなし。ちょいちょい鈴木オートに笑わされながら。

大切に大切に育ててきた愛しい子が巣立っていくのは決して悲しいことじゃなく嬉しいことなんだよね。。いつも優しく見守って後押ししてくれるお母さん(薬師丸ひろ子)のような存在になりたいと思った。いろいろ重なり合う部分があって涙止まらず。そして最後に流れるBUMPの「グッドラック」でまた涙。


この映画はいい人しか出てこない。お金なんかより大切なものがある。期待通りに物語が進んでいく。。現実はそうはいかない。お金があってこそ幸せに暮らしていける現代だ。実際はそうじゃないのがわかってるから胸を打たれるのかもしれない。


1964年、きっと誰もが輝かしい未来を願って生きていたはずだ。
夕日は2012年の今日もきれいです。

asami | movie | comments(0) | - |
ステキな金縛り

「ステキな金縛り」観てきました。

失敗が続いて後がない弁護士のエミ(深津絵理)は、ある殺人事件を担当することになる。被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完璧なアリバイがあると自らの身の潔白を主張。エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛(西田敏行)を証人として法廷に召喚させるが・・・・
(シネマトゥデイ)

製作年度:2010年
監督、脚本:三谷幸喜
出演:深津絵理、西田敏行、阿部寛、竹内結子、中井貴一 他


前日にマジックアワー観て、どーしてもすぐ観たいって思って映画館に行ってきました。笑って泣ける映画だってことで楽しみにしていました。


笑いました。思わず声出して笑っちゃうとこがいくつもありました。今公開中なのでネタバレは自粛しますが。。タクシー運転手の生瀬さんがやばかった!!!思い出し笑いしちゃいますって。あとは中井貴一さんとわんこのシーン。面白かった。会場も笑い声があちこちから聞こえてきました。


でも、うーん。。

ちょっとほろっとはきたけど泣けなかったです。


後半の法廷シーンのドタバタがちょっといやだった。六兵衛が連れていかれちゃったタイミングも中途半端でなぜ?って感じがしたし、草彅くんのシーンも感動できず消化不良な感じが残りました。むしろほろっとさせるシーンはないほうがよかったのかも、なんて思ったり。


お話は完全にフィクションなんだけど、ついこの前小田原城に行ったもんだから、更科六兵衛に親近感が湧いたりした。。けど、幽霊にしては存在感ありすぎかな。阿部寛さんが急死しちゃうのも笑えなかった。


深津絵里さんはほんとにかわいい。アラフォーとはとても思えないかわいさです。マジックアワーでも思ったんですけど、オードリーヘプバーン並みの、後世に残るキュートさだと思いました。


それからチョイ役が豪華すぎ。佐藤浩市さんが「村田大樹」役で出てきたのは嬉しかったなあ。あ、KANさんの良さ(面白さ)があまり出てなかったのが残念でした。エンドロールの「家族写真」はよかったです。


派手なドタバタコメディよりもう少し淡々としたシュールな笑いがあったらいいなあ、とちょっと偉そうですがそう思いました。


asami | movie | comments(0) | - |
ザ・マジックアワー
録画してた「マジックアワー」観ました。
三谷監督作品観たのは初めてでした。

あれだけ豪華キャスト使うのなんか卑怯だよなあーとか、なんとなーく鼻について気にはなってたけど観ることがなかった。けどごめんなさい。完全に食わず嫌い状態でした。

すっごく面白かった!!!

佐藤浩市さん最高です!!!
深っちゃんかわいすぎです!!!

深津絵里と妻夫木聡といったら「悪人」のイメージが強く脳裏に残ってたんだけど見事に吹き飛ばれました。(公開年順に観たら逆なんだけどね)




秋の夕日はほんとにキレイで、最近いつも会社から空を見上げてはキレイだなあってため息ついてました。明日からは、おお、マジックアワーだ、って思っちゃうんだろうなあ。
これは先週職場の窓から撮った写真


公開中の「ステキな金縛り」早く観たい。
時間が合えば、明日仕事帰りにいっちゃおうかな。。
asami | movie | comments(2) | - |
君の好きなうた
2011.9.9
映画「君の好きなうた」観てきました。

監督:柴山健次
出演:郭智博、山口尚美、平田満、烏丸せつこ 他
エンディングテーマ:遥(seagulloop)
2011年9月3日渋谷ユーロスペース(ほか全国順次公開)

はい。
エンディングテーマ:遥(seagulloop)
ですよ。

いい感じに使われてましたね。
曲が流れてきたとき感無量のあまり泣きそうに。

この日は上映後に監督の柴山さんのトークあり、シーガループの生演奏あり、と幸せな時間をすごすことができました。柴山さんが遥を初めて聴いたとき、この映画の世界観にあまりにもぴったりだと胸が震えたそうです。

ストーリーは・・

主人公の男の子が結婚を前提につきあっていた彼女に別れを告げられるシーンから始まります。彼女にも振られ、仕事にも情熱を見失い生きる気力をなくしていたところに、大学時代の友人の女の子と再会する・・

内容は・・んーと・・酸いも甘いも知り尽くしたわたくしには少々くすぐったいものでしたが・・

主演の子もなかなかのイケメンでしたが、落ち込み具合とか優柔不断さにちょっとイライラ。地元の友達役の子や同僚の子がまたかっこよかったですねぇ。(どんな視点w)

逆に女子陣がいまひとつで。。
元カノ役の子はなんなのあんた、ってつっこみたいほど。他に男作っておきながら1年待ってってなんなのよ。そのルックスでよー言うわ。(失礼w)
しかも彼も、「来世で」なんて。「二度と目の前に現れるな」ぐらい言っちゃいなさいよっ

主役の女の子は不思議系なカワイイ子なんですけどね、(水原希子っぽい)演技がへたすぎた(重ね重ね失礼)。ああいう天然っぽい無神経な感じの女が大嫌いなんですわ。(辛口過ぎる)

それがね、なんだか観てるうちに惹き込まれてしまったんですよ。あのみょーな明るさは悲しい過去を隠すため、必死に元気に振る舞っていたんですねぇ。

上映後のトークで、柴山監督は男女の友情を描きたかったということを話していて。。恋人、とか友達とか、そういう決まった形にとらわれない男女関係があってもいいんじゃないかと。。ほぉー。。納得。

主人公の男の子は家具職人という設定だったのですけど、ソファーがね、もうすっごく素敵でした。一目惚れです。どこの家具なんでしょう。
ほしい!!!!!

映画全体の空気感というかインテリアとか街並とか、とてもいいなと思いました。実力派俳優の平田満さんや烏丸せつこさんがしっかり引き締めていましたね。

ただ、雨のシーンは長過ぎましたね。そのあとのキスシーンも。
そこまでしといて突き飛ばすのかい?(笑)と。




シーガループの「遥」は、すごく象徴的に、大切な宝物のように使われていて感動しました。大好きな大好きな音楽がこうやってスクリーンに流れてくる、それはそれは本当に嬉しかったです。

上映後は、青葉さんと迫さんが登場。
(東京ヒッピーロマンチクス?サコヒロキ???)
とても丁寧に歌っている様子が伝わってきてぐっときましたよ。っていうより終始ドキドキしっぱなしでしたけど。


この映画は監督が20代のときに作られたようで。。
これからの作品がとても楽しみです。期待しています。
asami | movie | comments(0) | - |
阪急電車
「阪急電車〜片道15分の奇跡〜」観てきました。
始点から終点まで片道15分のローカル線、阪急今津線の電車内を舞台にした、有川浩の小説を映画化した群像ドラマ。乗客たちの目を通して、偶然同じ車両に乗り合わせた人々の人生を映し出していく。(シネマトゥデイ)

製作年度:2011年
監督:三宅喜重
原作:有川浩
脚本:岡田惠和
出演:中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、玉山鉄二 他


先日、原作を読んだばかりだったので、
どんな風に映像化されてるのかとても楽しみでした。

若干原作とは違う部分もありましたけど、
本を読んで抱いていたイメージと出演者が見事に一致しました。
特に中谷美紀さん、宮本信子さんは素晴らしかった。

南果歩さんの主婦っぷりも、
玉鉄の頭の悪い社会人っぷりもすごくよかった。
(彼女を大切に想う優しい人)

軍ヲタの勝地涼も、ゴンちゃんの谷村美月も。
(マンガチックな演出がちょっとイヤでしたが)

それからそれから、
戸田恵梨香もよかった。かわいかった。
足がびっくりするくらい細くてキレイでした。


花嫁衣装を着た女性、
電車で怒鳴り彼女を突き飛ばす人、
空いてる席にバッグを投げる人、
うるさいおばちゃんを説教するおばあちゃん、
・・・

実際にありそうで、現実はそうそうあるわけではないのだけれど、
(しゃべりたおすおばちゃんはいるかw)
多かれ少なかれ、人は誰でも人には言えない悩みを抱えて生きている。
それは死んでしまいたい程の悩みではないんだけれど。

電車で顔を合わすだけの赤の他人。
二度と会うこともないかもしれないその人の言葉に
救われることだってある。
うん。あるのかもしれない。

友達を仲間はずれにしたり、いじめたりする子が
一見風変わりに見える子をあざ笑ったり
いつか恋人に暴力を振るったり、
大切な人の恋人を平気で奪ったり
人の迷惑も顧みず公共の場で
大騒ぎするおばちゃんになったりするのだろう。


人生って悪くない。
ほろっと涙が出たり、
心がほんわかあったかくなるいい映画でした。

いつか今津線に乗ってみたいと思いました。

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最近観た映画(DVD)
最近ほんとに疲れやすい。
体力がない。
なのに呑みの機会が多い。
なので休みの日はだらだら。
ゆえに体力はますます衰えていく。

悪循環だ。
負の連鎖だ。

家でDVD観ようと思ってソファーに横になると
すぐ眠くなっちゃうんだけどとりあえず最近観たのはこの2本。


「告白」

2009年、本屋大賞に輝いた湊かなえの同名ベストセラー小説を原作に、教え子に愛娘を殺された中学校教師の復讐を描くミステリー。

製作年度:2010年
監督:中島哲也
出演:松たか子、木村佳乃、岡田将生、他

原作を読んでいたので、映画を観なくてもイヤな気持ちになるだけだってわかってたから観るつもりはなかったんだけど・・どんな風に描かれてるのか興味本位だけで観てみた。

「パコと魔法の絵本」の中島監督なので、映像はどこなく現実離れしたミュージカル風であったり、ファンタジックに描かれていたけど、それが逆に気味悪さを増長させていた。

よく出来てる映画だと思う。
だけどやっぱり観なきゃよかった。



「なくもんか」

幼い頃に生き別れ、互いの顔も知らずに育った兄弟と、二人を取り巻く周囲の人々が織りなす人情コメディ。

製作年度:2009年
監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎
出演:阿部サダヲ、瑛太、竹内結子、塚本高史 他

ん〜
阿部サダヲさん大好きなんだけど・・
笑えなかった。泣けもしなかった。

なんだろな。。
瑛太のお笑い芸人も
阿部サダヲの日曜の"裏の顔"もなんだかぴんと来ない。
中途半端な印象でした。



なんだかえらそーにすいません。

湊 かなえ
双葉社
¥ 1,470
(2008-08-05)

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