先週の三連休は三男のハンドボール部 最後の公式戦がありました。
初日、二日目は大差で勝ち、三日目は体育館で準決勝。
相手は常に市でトップで今まで公式戦では一度も勝てたことがなかった。
今度こそ!!
今年で定年になる校長のためにも!!
試合開始直後から激しい戦いだった。
1点入るたび、キーパーが止めるたび、歓声が沸き起こる。
私の子供達は三人共小学生の時からサッカーをやっていた。
ハンドボールに関してはルールはもとよりどんなスポーツなのか全く知らなかった。
でも面白い!攻守の切り替えが早く、点もたくさん入る!
しかも格闘技のように激しい!
試合は全くの互角で、お互い一歩も譲らない。
本戦では決着がつかず、延長戦へ。
点が入るたび両応援席は歓声と言うよりもはや悲鳴のよう。
延長戦、残り数秒でウチのチームが入れまたもや同点。劇的だ。
その後両チームから三人ずつ選手が選ばれ7mシュート(?)
サッカーでいうPKみたいなかんじ。
我が子が投げる時は見ていられなかった。ポストにあたった。最悪だ。
もう終わりだ、そう思った瞬間、相手チームが外した。
また、同じメンバーで最初から投げる。
なんだ、ハンドって。なんで同じメンバーなんだ。
今度はしっかり目を開いて冷静に見つめた。決まった。ホッとした。
まだ決着がつかない。
審判陣もザワザワ。まーるくなって相談を始める。
PK(kickじゃないけど)三回目開始。
今度は互いが外す(またはキーパーが止める)まで続けられるという。
ものすごいプレッシャーだ。
ウチのチームのキーパーは止めることができない自分が歯痒いのか泣き出した。
止めることなんかできないよ!すっごいスピードだよ!!
あんなに近くから上から投げつけるんだもん。
誰も君を責めたりしない。
始まった。
ウチの子が外しませんように。外しませんように。外しませんように。
お願いっ!!!
吐き気がするくらいなプレッシャーだ。
・・・・・
一人外し、相手チームのシュートが決まった。。。終わった。
外してしまった子、キーパーの子はその場に泣き伏す。
他の子も、見ている親もみんな泣いていた。
ウチのは妙に冷静な顔してキーパーの元へ駆け寄った。
美しい風景だった。美しい涙だった。
みんな全力を出し尽くして戦った。素晴らしい試合だった。
35年の教員生活の中で一番の試合だったと校長も満足気だった。
三男には小さい頃から寂しい思いをさせてしまっていた。
あの子が4歳の時、父親はいなくなった。
それが不憫で、私は罪悪感を仕舞い込むように彼を溺愛してきた。
それがいつのまにか逞しい少年になっていた。
試合中、常に周りに「落ち着け!」と声を出し気を配っていた。
負けたけど悔いはない、とキッパリ言っていた。
大人になったなあ。
本当にありがとう。感動をありがとう。
みんな輝いていたよ!!!
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