「ミリオンダラー・ベイビー」観ました。
第77回アカデミー賞作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞を受賞した衝撃のヒューマンドラマ。社会の底辺に生きながらも、そこから這い上がろうと人生の夢をボクシングに託した女性が、孤独な年配トレーナーと出会い、葛藤や衝突を重ねながらも互いに理解を深めて行く…。
数々の名作でハリウッドの歴史を紡いできた名優クリント・イーストウッドが監督・主演を務め、『ボーイズ・ドント・クライ』のヒラリー・スワンク、そして『ショーシャンクの空に』のモーガン・フリーマンら、錚々たる俳優陣が作品を重厚に創りあげる。人生の光と影のどの部分にも属さない、揺るぎ無い“何か”が、静かに胸を打つ名作。
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ポール・ハギス
出演:クリント・イーストウッド 、ヒラリー・スワンク 、モーガン・フリーマン
なんて言っていいのかわからない。
深い感動と絶望と・・・
観終わった後ずっしりと心にのしかかるような映画でした。
主演は、先日観た「P.S I LOVE YOU」でも主演を務めたヒラリー・スワンク。
撮影にあたってプロのボクサーと実践を伴うトレーニングを重ねたそうだ。
本当に感動的な演技だった。
頑なに心を閉ざしているフランキー(クリント・イーストウッド)が
マギー(ヒラリー・スワンク)に心を開いていく様子が見事に描かれていて
彼女を自分のファイターだと認めたシーンがグッときた。
あまりに酷いマギーの家族。
あんな母親が本当にいるとは思えない。
モーガン・フリーマンの存在感はすごい。
なにも言わなくてもそこにいるだけで絵になってしまう。
最後に明かされるゲール語の「モ・クシュラ」の意味も切ない。
光がまったく見えない映画だった。
暗く、重苦しい思いだけが残ってしまった。
どんな状況でもフランキーの気持ちばかり考えていたマギー。
最後のマギーの笑顔と流れ落ちる涙がせめてもの救いだろうか。
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評価:
F・X・トゥール,ポール・ハギス
ポニーキャニオン
¥ 2,149
(2005-10-28)
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