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ギルド
狭い通りを自転車で走っていて、
少し先の右側に大きなトラックが停まっていて
左側を走る車がハザードをつけて停まろうとしてる。。
うまくすり抜けたいなって思っていると
反対側からも自転車が来たりしてうまくいかない。

たとえば5秒、時間がずれていれば
みんなすんなり通れた道だったかもしれない。
なのに、なにかに引き寄せられるように同じ場所ですれ違う。


意味不明ですね。

よくわかんないんだけど、不幸の連鎖ってあるのかなって。


もう色んな事が嫌。
あたしだっていつもいつも笑っていられないよ。
いくつになったって傷ついたりするんだよ。

表面をいくらキレイに繕っても
中から膿が噴き出してくる感じ。

なにもかも自分が悪いのかもしれない。
マイナスオーラ出まくり中。





オススメされたBUMP OF CHICKENのギルド聴いてみた。
教えてくださってありがとう。
涙が止まらないです。




美しくなんかなくて 優しくも出来なくて

それでも呼吸が続く事は 許されるだろうか

その場しのぎで笑って 鏡の前で泣いて

当たり前だろう 隠してるから 気付かれないんだよ

夜と朝を なぞるだけの まともな日常

評価:
BUMP OF CHICKEN,藤原基央
トイズファクトリー
¥ 2,466
(2004-08-25)

asami | monologue | comments(7) | - |
音楽寅さん
桑田さん、自由だなー

今日の「桑田佳祐の音楽寅さん〜MUSIC TIGER~」面白かった。
寅さんに歌ってほしい21世紀のヒットソングをランキング形式で20曲を披露してくれました。ミスチルの曲を歌うらしい!って聞いてたので楽しみにしてました。
一番最初に歌ってくれましたね。「旅立ちの唄」。
5位でしたけどね。
ちゃんとピンクのシャツ着てましたね。

それにしてもまったく違和感がなかった。
まるで桑田さんの曲のように歌ってた。さすが。

歌の最後に流れたテロップ面白かった。
桜井さんに嫉妬してる寅さん(笑)

桜井さん、観てたかなあ。。

また出てほしいなあ前みたいに。


ジャニーズシニア、には笑いました。。

ふざけてるけど、どの曲歌っても自分のものにしてしまう。
すごいなあ、桑田さんって。
asami | - | comments(4) | - |
supernova
マイケルジャクソン。。ホントに死んじゃったんだね。
なんかどこかでまだ生きてるような気がする。
世界中で1億500万枚売れたというアルバムはあたしも持ってた。
その前の「OFF THE WALL」もたぶん持ってた。

あの頃のPVは今観てもカッコいいなーって思う。
息子たちもカッコいいって見入ってた。






うーちゃんがカッコいいって言ってたTHE BAWDIES。
youtube観てみた。カッコよかった!
顔に似合わないシブイ声にわしづかみされちゃいました。
要チェックですね♪

THE BAWDIES OFFICIAL WEBSITE↓↓






さくらさんの影響で少しずつバンプ聴いていたのですが。。
今、ハマりつつあります。
何枚かのアルバムをランダムで聴いてるので
まだ曲と曲名が一致しないのですが
いいなーって思う曲が増えてきました。

たぶん、バンプの中では有名なんでしょうけど
supernovaとかプラネタリウムとかはいいですね。

「orbital period」の中の「飴玉の唄」すごくいいです。

僕は嫌だよ 君がいいよ

の歌い方にやられてしまいました。


ミスチルの新曲が「supernova」っていう曲だって噂があるようですが・・

あたしの中での「Supernova」はもちろんELLEGARDENです♪

評価:
BUMP OF CHICKEN,BUMP OF CHICKEN,藤原基央
TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M)
¥ 2,330
(2007-12-19)

asami | - | comments(12) | - |
Twisted Maple Trees (Punk Spring'09)
どうしてこんなに涙が出てくるんだろうか。。

【youtube】
asami | the HIATUS | comments(2) | - |
好きです、太陽。
おっ シーガループHPの画像がまた変わってる。
これは野球場のベンチ?
いい笑顔だなあ。

seagulloop official web site↓↓



今日もカモメさんたちは名古屋です。

2009.6.27(土)イオン名古屋みなとベイシティ
【ベイシティ10周年記念 カモカモライヴ】
  ※無料ライブ

出演:seagulloop / nRm / 橋本康史 / 
会場:1F ワールドコート
時間:13時00分〜15時00分
注意:イベント進行状況により予定時間が前後する可能性があります。

ライブの後は、そのままBAYCITYでMID-FM公開生放送へ!!!

【MID-FM サテライトスペシャルプログラム『新栄 i-com』in BAYCITY】

インディーズ応援番組『新栄 i-com』は、
今年10周年のイオン名古屋みなとベイシティからの公開生放送!!!
インディーズアーティストによる生LIVE、
イオン名古屋みなとベイシティからのゲストやお得な情報満載の120分!!!

公開生放送時間:16時00分〜18時00分
場所:1F ワールドコート内特設ステージ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



今日はいいお天気でよかった。
名古屋も晴れてるかな。


先週MID-FMに出演した模様がMID-iTVで観れるのですが。。

MID-FM761↓↓

MID-iTV「menu」→「ムービー」からseagulloop出演分を選んでください。

なんと!「太陽」が聴けるじゃないですか!

ライブでは何度も聴いてるけど、
こうやってあらためて聴くとなんか感無量です。。


青葉さん、今もちゃんと恋をしているそうですが、
こういう切ない曲はすべて実体験をもとに作られてるそうで。
対象人物はひとりだとか。

迫さんはいつも恋してるようで(笑)


ちょっと照れたようなぎこちない自己紹介、かわいかった。
ランさんナイスつっこみですね。
これダジャレの歌じゃないよねって(笑)

ツタさん「3969」の説明ちゃんとしてましたね。
青葉さん、ランさんの話もよかったですが。。さすがです。





関東では。。
2009.7.11(土)横浜 BAYSIS
【センチメンタリズム Vol.6】
出演:seagulloop / ココロト / ラウドヴォイス / 
   ステレオタイプ(from京都) / アカネノート 

時間:開場/18:00 開演/18:30
料金:前売¥2.000 当日¥2.500(税込・D別)
プレイガイド:『ローソンチケット: 70200』6/6発売


HPにてチケット予約できます。↓↓



カモメナイトフィーバーin名古屋、も決まったようですね。
もう、名古屋に住んじゃう位の勢いで頑張ってください♪


今日も名古屋に飛んでいきたいです。
どこでもドアがほしいなあ。

asami | seagulloop | comments(4) | - |
ひとりごと

最近、水曜日は映画を観て、真夜中に細美さんの声を聴きながら眠るっていうのが習慣になってきた。今ツアー中だから生放送はあまりないんだけど、それでも声を聴けるのは嬉しい。


この前ブログに載せたプリクラが(プリント倶楽部ってちゃんと言ってた^^)すごい反響で・・でも載せてよかったって。


きのうのブログには横浜BayHallにゆーいちが来たって書いてある。なんにもかわってないって。なんだか嬉しい。


細美さんの人気はすごいのに、それに驕ることなくいつも等身大で。
きっと会って話しても普通の人の感覚を持ってる人なんだろうなあって思う。

だから好き。話してる声も、歌ってる声も全部好き。

だからELLEGARDENであってもthe HIATUSであっても
きっと大好きな想いは変わらないだろうと思う。一生。



。。細美さんのブログsafariで見るとちゃんとキレイに見える。。






昨日映画館に行って思ったことがひとつ。。

水曜日はレディースデー。
だからってレディじゃなきゃいけないってことはないし、
この日しか時間がとれないメンズだっているわけで。

だけど。。。

左に酒臭いおっちゃんがひとり。
右にポップコーンをずっと食べ続けてるおっちゃんがひとり。
ポップコーンのおっちゃんはレディの連れがいたけどw

昨日観た映画の内容が内容だっただけに(序盤は特に)
なんかもうすっごくイヤでした。





今月はライブも少なくて、比較的のんびりすごしてる毎日だけど
なぜか毎日寝不足で。

クローディアもさぼりがちだし、だめだな、こんなんじゃ。
次、会える日まで頑張って痩せようって思ってるのに。


今日から頑張って早く寝ます。

目標:12時前。

asami | monologue | comments(0) | - |
愛を読むひと
愛を読むひと」観てきました。


幼い頃に恋に落ち、数年後に劇的な再会を果たした男女が、本の朗読を通じて愛を確かめ合うラブストーリー。1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナと恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり愛を深めていった。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後法学専攻の大学生となったマイケルは、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。
(シネマトゥデイ)

原題:THE READER
監督:スティーヴン・ダルドリー
原作:ベルンハルト・シュリンク
脚本:デヴィット・ヘア
出演:ケイト・ウィンスレット、デヴィット・クロス、レイフ・ファインズ、レナ・オリン 他



以下ネタバレあり。




解説を読むと、胸を打たれたとか、無償の愛に打ち震える・・と書いてありましたが、これはラブストーリーですか?

観終わった後、ずっしりと重いなんとも言えない不快感が胸を圧迫していました。
なんだろう、このモヤモヤは。帰り道ずっと考えていた。

THE READER(朗読者)はマイケルのことだとばかり思ってた。
だけど・・ハンナこそがREADERなのではないか?
ハンナは心を読む人なんだ。


15歳の少年マイケルは36歳のハンナに恋をする。猿の一つ覚えみたいに、いやいや、水を得た魚のように(?)セックスにのめり込む。

36年間ひたすら真面目に生きてきたハンナ。

本気で恋に落ちたのはハンナの方だったんだと思う。

最初に誘惑したのはハンナの方・・
だけど、それはマイケルの心が読めたから。

学校では女の子に誘われる。
日毎にハンナの元へ来る時間が遅くなる。
それでも友達との楽しみよりもハンナとの時間を大切にしようとするマイケル。けれどそこに迷いが生じてることに気づいてしまうハンナ。
だから、あんなにも激高した。

その想いを15歳の坊や(KID)がわかるはずもないのだ。


そして数年後、ハンナはナチス戦犯として法廷で裁かれようとしていた。ハンナは戦犯で処刑されることよりも、非識字者であることを知られるのを畏れた。

マイケルだけが知っていた。
それを告げればハンナを救えることができたはずだ。
だけどそれはかえって彼女を苦しめてしまうと考える。

そうだろうか。
いや、そうかもしれない。
だけど、ハンナが拒絶しても、
裁判官に簡単にはね除けられてしまっても、
あの場で告げてほしかった。本当の真実を。

面会にいくのをやめたとき、「どうして!」って叫びそうになった。

大人になって、結婚もして子供もでき、立派な弁護士になったマイケル。突然思い出したように、刑務所にいるハンナに朗読したカセットテープを送る。

ここが感動するとこなんでしょうけど。。
ハンナからの手紙が続き、そのたくさんの手紙の束の入った引き出しを足で蹴飛ばすシーンを観たときに思った。

マイケルは自分に酔ってるだけだって。

すっかりおばあさんになってしまったハンナと再会したとき
どうしてちゃんと手を握ってあげなかったの。。

あのときにハンナはあの決断を下したのでは。。

ハンナの人生はハンナのものだから、
すべてマイケルのせいだとは思わない。
けれど、きっと救えたはずなのに。
そう思うと哀しい。切なくて泣けてくる。

マイケルも彼なりに精一杯ハンナを愛していたのだろう。
そう信じたい。

けれど・・

結局マイケルは40歳を過ぎても坊やのままだったのかもしれない。



重かったけど、深く考えさせられたいい映画だと思いました。
そしてケイト・ウィンスレットのことが大好きになりました。
asami | movie | comments(0) | - |
手紙 / 東野圭吾
 「手紙 / 東野圭吾」 読みました。

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。 弟、直貴のもとには獄中から月に一度手紙が届く。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに「強盗殺人犯の弟」という運命がたちはだかる。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き、感動を呼んだ不朽の名作。
〜文庫裏表紙より〜




テーマはとても重いのですが、意外とあっさり読めました。2006年に映画化されているようですが、映画にしやすいストーリーだな、と思いました。

弟を大学に進学させたい、その一心で強盗することを決意し、何の落ち度もない老女を殺してしまう兄。どうしてテレビなんか見ようと思ったの。どうして甘栗なんか取りに戻ったの。読みながらハラハラする、というより苛立ってしまった。その後、殺人を犯してしまう経緯は恐ろしく、まったく同情の余地がなかった。

希望の光が見え始めると、兄の罪のよってかき消される直貴の人生。
兄の犯した罪はあまりにも重すぎる。

世間の目は仕方のないことかもしれないと思った。
自分の家の隣に犯罪者が引っ越してきたら。。
子供の同級生であったら。。

結婚となれば尚更だろう。結婚は二人だけの問題ではないからだ。
その犯罪者が罪を償い、立派に更生しているとわかっても
絶対に偏見を持たないとは言い切れない自分がいる。

だけど直貴に対する偏見はなんなんだ。
兄のしたことは弟には関係ないだろう。
腹が立ってしょうがなかった。

元々の友達だったらどうだろう。
大好きな人だったらどうだろう。
あたしはその人を守ってあげられるだろうか、由実子のように。

わからない。きれいごとならいくらでも言えるけど、その場に立ったら逃げ出してしまうかもしれない。情けないけど。


剛志の手紙の中にこんな言葉があった。

優しい人間でもいつもいつもその優しさを誰にでも示せるものじゃないってことだ。あっちを取ればこっちを取れない、そういうことっていっぱいあって、何かを選ぶ代わりに何かを捨てるってことの繰り返しなんだな、人生は。

本当にそうだなあってしみじみ思った。
捨てなきゃ前に進めないってことあるよね。
だけどそれが捨てられずに悩んだり迷ったりする。


直貴の勤め先の社長が言う。

犯罪者やそれに近い人間を排除するというのはしごくまっとうな行為なんだ。我々は君のことを差別しなきゃならんのだ。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる。すべての犯罪者にそう思い知らせるためにもね。

東野さんは社長の言葉を通してこのことを伝えたかったのかな。。

剛志の犯した罪は絶対に許されることではない。
幸せになりたいなんて願っちゃいけないって思う。

だけど切なかった。最後は幸せになってほしいって思ってしまった。
映画を観た訳でもないのに、ラストシーンが目に浮かんで涙が止まらなかった。
 
評価:
東野 圭吾
文藝春秋
¥ 660
(2006-10)

asami | book | comments(8) | - |
馬場俊英@日比谷野外音楽堂
馬場俊英さんLIVEに行ってきました。

2009年6月21日@日比谷野外音楽堂
LIVE TOUR 2009〜ファイティングポーズの詩〜

朝、土砂降りの雨の音で目が覚める。
ちょっと気持ちが萎える。
でもきっとライブが始まる頃には雨はあがるだろう。
なんとなくそんな気がしていた。

すっかりババトモさんになったチルトモさんと有楽町駅で待ち合わせ。
遅めのランチをゆっくりとって会場までのんびり歩いた。
雨はあがってる。。

約1年ぶりの野音。
去年の5月も雨の予報ですごく蒸し暑かったっけ。

一時やんでいた雨がまた降り出した。
野外ライブで雨に降られたのは初めて。
合羽を着るが、暑くてすぐに脱いだ。




白いシャツにベスト、黒っぽいパンツの馬場さん登場。
席はBブロック5列目。肉眼でもよく見える。

いつも馬場さんライブで感じていた違和感。
馬場さんが登場してもお客さんは椅子に座っていて
曲が始まるとみんな立ち上がる。
だけどこの日は登場と同時にみんな立ち上がった。嬉しい!

「ブルーバード〜僕は夢の影のように」から始まった。


■セットリスト■

01ブルーバード〜僕は夢の影のように
02.君はレースの途中のランナー
03.青い風の招待状
04.いつか君に追い風が
05.花火
06.世界中のアンサー
07.今日も君が好き
08.君は恋人で、恋人で友達で
09.スタートライン
10.鴨川
11.ファイティングポーズの詩
12.ディスタンス
13.人生と言う名の列車
14.明日へのフリーウェイ
15.働楽〜ドウラク
16.ボーイズ・オン・ザ・ラン

encore

17.陽炎
18.明日への旅人(新曲)
19.男たちへ女たちへ



毎度のことながら馬場さんはセットリストを教えてくださるので助かります。
アンコールはチルトモさんに教えていただきました。ありがとう。

最近あまり馬場さん聴いてなかったので(すいません)
知らない曲が多かったのですが、それでも十分楽しめました。

アコースティックな「スタートライン」も素敵でしたし、
「鴨川」はやばいくらいぐっときました。

それから、初めて聴いたのですが「ディスタンス」しびれました。
馬場さんエレキギターを掻き鳴らしながら歌うのですがカッコよかった!

馬場さんの曲は、疲れた大人たちを励ますような
昭和のにおいがするどこか懐かしい曲が多いのですが
この「ディスタンス」は切なく、きゅんとする歌詞でした。

ディスタンス歌詞↓↓

シングル「ファイティングポーズの詩」にも収録されていますが
この曲が聴きたいがためにアルバム買うことにします!

7月1日に新しいアルバム「延長戦を続ける大人たちへ」が発売になります。

馬場俊英オフィシャルサイト↓↓




雨は時折やんだりもしましたが、終始霧のような雨が降り続き
結局合羽は大活躍しました。

けれど、観客のテンションは下がることなく、むしろ雨を吹き飛ばすかのように熱い。馬場さんは常に観客を気遣い、観客もそれに応える。

たまにステージだけが盛り上がってるようなライブに遭遇することもありますが、馬場さんライブはミュージシャンと観客との一体感がとても素晴らしい。

ギターは馬場さんを含めて3人。ドラム、ベース、鍵盤、サックスの7名のミュージシャンが奏でる音はとても分厚く、胸に響く。
アンコールでは西海さんやエイジさんの飛び入り参加があって楽しかった。


この日はWOWOWのカメラが10台以上入っていました。
8月3日にライブの模様が放映されるようです。
そのせいか、馬場さんMCいつもにも増してカミカミだったような(笑)
湿気で前髪が気になって、女の人の気持ちがよくわかるとも言っていました。



アンコールで再登場した際に飛ばすジェット風船。
雨に煙る空に飛ばすとキラキラしてとてもきれいでした。
雨の日のライブも悪くないな。。


ライブ終了後、その風船の残骸を片付けるファンの方がいらしたそうです。
早々に帰ってしまってごめんなさい。ありがとうございました。


とてもあったかい、素敵な夜でした。
最後には馬場さんも泣いているように見えました。

馬場さん、ミュージシャンの皆さん、スタッフの皆さん、
ありがとうございました。

次は11月のCCレモンホール、楽しみにしています!

評価:
馬場俊英
ワーナーミュージック・ジャパン
¥ 3,116
(2009-07-01)

評価:
馬場俊英,馬場俊英,松浦晃久
ワーナーミュージック・ジャパン
¥ 1,286
(2009-06-10)

評価:
馬場俊英
フォーライフミュージックエンタテインメント
¥ 3,500
(2009-05-27)

asami | - | comments(2) | - |
犬と私の10の約束
犬と私の10の約束」観ました。

北海道・函館で暮らす14歳の少女あかり(福田麻由子)の家の庭に、ある日、前足の片方だけが靴下を履いたように白いゴールデンレトリバーの子犬が迷い込んでくる。その子犬に“ソックス”と名前をつけたあかりに、母(高島礼子)は犬を飼うときは犬と「10の約束」をしなければならないと教える・・・
(シネマトゥデイ)

監督:本木克英
原作/脚本:川口晴、澤本嘉光
出演:福田麻由子、田中麗奈、豊川悦司、高島礼子、加瀬亮 他



映画のDVDはいつも宅配レンタルを利用しているので
観たい映画をいくつか予約リストに入れておくとランダムに送られてくる。

この「犬と私の10の約束」はだいぶ前、こんちぃが亡くなるなんて夢にも思わなかった頃に予約していました。
それが届いてしまって10日。。観ずに返却しようかとも思ったのですが、
今日は思い切って観てみました。


本の方は以前、妹に強制的に読まされていたので内容は知っていました。

“犬の十戒”がモチーフになっています。



ソックスに対する扱いに疑問を持つ場面がとても多く
映画としてはあまり好きではありません。

人間がどれだけ身勝手か、
もの言わぬわんこがどれだけ寂しい思いをしているのか
そんなことばかり考えてしまいました。

とくに主人公が大人になってからは酷かったです。
観るのをやめようかと思いました。

後半のソックスの姿がこんちぃと重なり涙は出ましたが
主人公に感情移入はまったくできませんでした。

子役と大人になってからの俳優の違和感はなく
進くんが加瀬亮さんだったのはとてもよかったです。

カントリー調の家のデザインや色使いがとてもキレイで
童話を意識して作られたのかなと思いました。



わんこは純粋な瞳で飼い主のすべてを見ている。
そして寂しさも辛さも全部吸い込んでくれている。

安易な気持ちでわんこは飼っちゃいけないとあらためて感じました。

評価:
川口 晴
文藝春秋
¥ 1,200
(2007-07-28)

asami | movie | comments(0) | - |
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