「パレード」観てきました。
表面的な人間関係で満足しながら、都内のマンションで共同生活を送る若者たちの日々を描く青春群像ドラマ。吉田修一による第15回山本周五郎賞受賞作の原作を基に、『世界の中心で、愛をさけぶ』『遠くの空に消えた』の行定勲監督が映像化した。
映画会社勤務の直輝(藤原竜也)、イラストレーター志望の未来(香里奈)、フリーターの琴美(貫地谷しほり)、大学生の良介(小出恵介)たちは、2LDKマンションで共同生活を送っていた。それぞれが不安や焦燥感を抱えながら、怠惰な共同生活を続けていたが、男娼のサトル(林遣都)が現われたことで変化が起こり始め……。(シネマトゥデイ)
製作年度:2010年
監督/脚本:行定勲
原作:吉田修一
出演:藤原竜也、小出恵介、香里奈、貫地谷しほり、林遣都 他
+ + +
原作を読んだばっかりだったので
あそこはどうやって映像化するんだろう、とか
へぇ〜、こんな風に演出するんだー、なんて
へんな観方をしてしまった。
原作とは場所や情景、小道具など微妙に違う部分があったけど
本質はほぼ、原作に忠実に作られてました。
連続傷害(殺人)事件が起きる。。が
単なる犯人探しのミステリーではない。
むしろ、事件はオマケのようなものであって
誰が犯人だとかは関係ない。
5人の男女が暮らす2LDKの小さな空間。ここにいたいなら笑っているしかない。嫌なら出て行けばいい。目の前にいる、目に見える相手との暮らしが心地良ければそれでいい。それぞれが、自由気ままに、楽しく暮らしている。信頼しあい、とても仲が良さそうに見える。誰もが心の奥に抱える闇を見せない。認めあわない。楽しく暮らしていければ、それでいい。
それぞれの行動を干渉しあわない。それぞれの世界に立ち入らない。そんな決めごとをしたつもりはないが、我が家も似たようなものなのかもしれないと思って少しぞっとした。
何かが足りない。
何が足りないんだ。
大切なものは何なんだ。
そんな思いが観終わったあとも胸を圧迫し続けた。
5人の俳優さんは原作のイメージを壊すことはなかった。小出恵介くん(良介)はぴったりだった。琴ちゃんのイメージはちょっと違ったかな。。話し方や、雰囲気はとても良かったけど、もう少し華奢できれいな女の子を想像してた。「絶世の美女」って良介が言ってたので。
驚いたのがサトル役の林遣都くん。演技上手なんですね。セリフや表情がすっごくリアルで引き込まれてしまった。
原作では、直輝がジョギングに行くために靴を履こうとしてるのを琴ちゃんと良介が少し迷惑そうな顔をする場面があるんだけど、そのシーンがなかったのがちょっと残念だったかな。
2010.2.21(日)名古屋 ell. FITS ALL | |
【サスライメイカー VS seagulloopミニミニツアー 〜名古屋編〜】 | |
出演:サスライメイカー/他 open:18:00 start:18:30 チケット:前売:¥2,000 当日:¥2,500(ドリンク/別途¥500) ●チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード:345-768 ●ローソンチケット 0570-084-004 Lコード: 40319 問い合せ:名古屋 ell. FITS ALL:052-211-3123 |
「インビクタス / 負けざる者たち」
ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説を、『グラン・トリノ』のクリント・イーストウッド監督が映画化した感動のドラマ。反アパルトヘイト運動に尽力し、南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く。
1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進する。
(シネマトゥデイ)
原題:INVICTUS
製作年度:2009年 アメリカ
監督:クリント・イーストウッド
原作:ジョン・カーリン
脚本:アンソニー・ベッカム
出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン、トニー・キゴロギ、パトリック・モフォケン 他
反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され、27年もの間投獄されていたネルソン・マンデラ。釈放後に南アフリカ共和国初の黒人大統領となるそ実話をもとに描かれたお話です。
「インビクタス」はラテン語で、「不屈」という意味があるそうです。英語では「invincible」と同じような意味になるそうです。
実話を基にしていますので、特に派手な演出もありません。
大げさに感動を煽るシーンもありません。
感動して号泣する、というよりじんわり胸に沁みてくる映画です。
前回の「グラン・トリノ」もそうでしたが、イーストウッド監督の映画は感情表現が抑えめです。シンプルです。常に淡々としています。物足りないって思う人もいるかもしれませんが、私は大好きです。
そして、モーガン・フリーマン。
この人がスクリーンに現れるだけでなんだか涙が出そうになります。
国民が嫌っていた、緑と金色のユニホームを誇りに変えていく。
抑圧され続けていた人々のひとりひとりの想いが
スプリングボックスをワールドカップ優勝に導いた。
表面だけを取り繕ってもなんにも変わらないんだ。
敵対していた黒人SPと白人SPが次第に心を通わせていく。
庭でラグビーを始めるそのシーンが好きでした。
決勝戦の日、飛行機が低空飛行するシーンは
かなりドキドキしてしまったけれど本当に感動的でした。
ネルソン・マンデラが27年もの長い間
励まされていたという一遍の詩がこれです。
私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを
無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
Out of the night that covers me,
Black as the Pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.
In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.
Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds, and shall find, me unafraid.
It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll.
I am the master of my fate
I am the captain of my soul.
「INVICTUS - William Ernest Henley」
27年って・・長過ぎるよね。
そのつらさは想像すらできない。
憎むのではなく、赦す、という思いがどういうものか
未熟な私には理解し難い。
私にとって2010年、映画館で観た初映画でした。
とてもとてもいい映画でした。
最近曇りや雨のお天気が続いてる。
今日もすっごく寒い。
こんな日に突然バンプの「スノースマイル」が流れてくると
きゅんとしてしまう。
雪、降らないかなあ。。
(雪国の人ごめんなさい)
バンプは4月に2週連続でシングルをリリースするそうだ。
4月14日 「HAPPY / pinkie」
4月21日 「魔法の料理〜君から君へ〜 / キャラバン」
「魔法の料理〜」はNHKみんなのうた4.5月の放送曲だそうです。
◇TOWER RECORDS online
◇BUMP OF CHICKEN OFFICIAL WEB SITE
楽しみすぎる
スノースマイルはこのアルバムの中に↓↓↓
⇒ asami (12/01)
⇒ うーちゃん (11/29)
⇒ asami (09/07)
⇒ asami (09/07)
⇒ うーちゃん (09/01)
⇒ あかね (08/26)
⇒ asami (07/05)
⇒ うーちゃん (06/20)
⇒ iPhone6 ケース 手帳型 (06/15)
⇒ asami (03/01)