「幸せへのキセキ」観てきました。
製作年度:2011年
原題:WE BOUGHT A ZOO
監督:キャメロン・クロウ
原作:ベンジャミン・ミー
音楽:ヨンシー
出演:マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、他
まず、原題が「WE BOUGHT A ZOO」なのになぜ「幸せへのキセキ」なのか、まぁ内容にも沿っているし、原題そのままっていうのもどうなのよ、という感じですし、いかにもハートウォーミングな結末が想像しやすい良い題名だとは思うのですが、少し残念でした。原題の方は、観終わってみるとまさに「WE BOUGHT A ZOO!!!」と叫びたくなるような、ぴったりな題名だなあと思いました。
それから、観終わったあと、「マットデイモンと結婚したい!」ってまず思いました(笑) 真面目で頼りがいがあって、なによりも奥さんをあんなにも愛してる人はそうそういないと思う。
愛する妻を亡くした哀しみから立ち直れていないのは、ベンジャミンだけではなかった。思春期の息子ディラン(コリン・フォード)の心は壊れかけていた。娘ロージーはまだ小さく、愛らしく、甘える術を知っていたが、(マギーエリザベスジョーンズ!ものすごくかわいかった!)中学生のディランは寂しさを表現することも、頼ることも、もちろん甘えることもできずひとりで苦しんでいた。
その苦しみが痛いくらいに伝わってきて、もっと優しくしてあげて!ってマットデイモンに言ってあげたくなるくらいでした。が、ベンジャミンもまた、素直になれない息子とどう向き合っていいのかわからずお互いの思いとは裏腹にすれ違っていく。
ある日互いの思いの丈をぶつけあって罵り合い、父は息子の寂しさを理解し、息子もまた父親の苦悩を知った。そのやりとりを見ているだけで号泣してしまいました。(いろんなことが重なりましてね)
ディランと、動物園のお手伝いをしている女の子リリー(エル・ファニング)との淡い恋はとても甘酸っぱく微笑ましいものでしたが、(ディランの心ない本音のひとことに深く傷ついてしまうリリーの表情がとても切なく、そしてかわいかったです)父親の色恋は・・・うーん。要らなかった。
動物飼育員のケリー(スカーレット・ヨハンソン)はめっちゃきれいでかわいくて、この映画には欠かせない存在だとは思うんですけど(実際には存在しないそうです)、お互い尊敬しあい、惹かれ合う、程度に抑えていてほしかったです。まぁ、サービスショットも必要だし、どうしてもって言うならCHUは1回で(笑)
動物園つきの家を買うまでの展開は少し慌ただしくて、でもとてもわかりやすく描かれていました。登場人物は全員善人で、観ていて心が温かくなる映画でした。(嫌われ者のお役所の人もほんとはいい人だと思う)でもちょっといい人がいっぱいすぎたかな。動物園開園の日の来園者がみんな優しすぎるんですもの。(ひねくれててごめんなさい)
あと、マットデイモンのお兄さん役のトーマス・ヘイデンチャーチ、最初はなにこの胡散臭い人は!って思ってたんですけど、最後はすっっごく大好きになりました。あんな人近くにいてくれないだろうか。。(いるわけない)
そして、ラストシーンが素敵でした。
深い悲しみが、美しい思い出に変わった瞬間、だったのかもしれません。
この物語は実話をもとにつくられているそうで、現在もベンジャミン・ミーという人は息子さんと娘さんとイギリスで動物園を営み暮らしているそうです。
麿我,Hiroki Aoba,THOROUGHBLEND,NO MILK,タケウチコウ,Masataka Kitaura,Ryo Miyake
ユニバーサルJ ¥ 1,797 (2006-11-08) |
先日の金環日食に続いて、今日6/6は金星が太陽面を通過するという天体ショーが日本各地で見られました。東京は生憎の雨で太陽を見ることができずとても残念でした。
太陽と金星と地球の軌道が重なったため、このような現象が見られるとのことですが、天文ファンでなければ、別に太陽に金星が映ったってどうってことないよな、って思われるかもしれません。まぁ実際、日食グラスで見てもはっきり見えるのか疑問だし、テレビの映像で見ても、金星は黒い点にしか見えなくて、まさにふーーーん、な感じかもしれません。
私はお昼休みにUstreamでLIVE配信してる映像を見ていたのですが、なんというか、やっぱりすごく宇宙の神秘を感じました。映像で見ると、白っぽく映っている太陽の左側から右側へ少しずつ黒い点が移動していくというただそれだけなんですが・・・
うまく言えないんですけど、人の気持ちとか思いとか、愛情とか、神様の存在とかね、そういう目には見えないけど大切なものがこの世にはたくさんあるってわかってはいても、やっぱり目に見えるもの以外はなかなか信じることができなくて。
今日見た映像は白い少し大きめの丸に小さな黒い点があっただけなんですが、実際にはものすごく遠い空の彼方で人間の力じゃどうにもできない動きをしてるわけですよね。まぁ、それでも太陽の前を金星が通ったからってそれが一体なんなのよ、って言ってしまえばそれまでなんですが。
っていうか、普段生活をしていて地球が回ってるなんて意識したことはないんだけど・・・。って・・・地球が回ってるってすごいことだよね!!笑
そうそう。
5月21日(月)は金環日食が見られましたね。
日食とは、太陽と月と地球がほぼ一直線上に並んだ時、地球から見て、月が太陽の前を通り、その一部、または全部を隠してしまう現象のことですが、太陽と月がぴったり重なって(地球から見て)太陽がリング状に見えることを金環日食と言います。
世界中で見ると、だいたい1年に1度くらいの頻度でどこかの地域で見られるようです。日本では、25年前に沖縄で見られたそうで、次は2030年6月1日に北海道で見れるとのことです。
そう考えるとたいしたことないのかなって思ってしまいがちですが、今回のような日本列島を縦断するように多くの地域で見られるのは、そう滅多にないことのようです。過去を遡ると1000年も昔以来だったようですよ。たぶんあたしが見ることのできた最初で最後の金環日食だったのでしょうね。。
意外と天文ファンなわたしですが(ただ空を見上げるのが好きなだけ)、なんと不覚にも日食グラスを買い忘れていて、5/21の朝、太陽が出てるじゃん!!(曇りの予報だった)と、出勤前の支度をしながら大騒ぎ。新しく引っ越した家の窓は南西向きなので朝日が見えず。別の部屋からほんの少し見ることができたので、目を細めて(肉眼で)見てみた。(マトモに見てしまった息子はしばらく目がチカチカして大変だったそうな)
なんとか見たくて思わず家の外に出てみると、オーナーさんのお庭にご近所の方が集まっておられた。こっちへいらっしゃい!と手招きされお邪魔してみると、ほら今がいいとこよ!と日食グラスを渡された。
見上げた時、ちょうどきれいなリングが見えた。
こんなかんじ。
思わずうわあああーーーと声をあげてしまった。
この美しい現象が見れたことも感動しましたが、この地に引っ越してきて約1ヵ月、今まで散々隣人には悩まされてきたので、なによりもこのご近所の温かさにものすごく感動してしまったのです。まったくの知らない土地で、時折道に迷い、どことなくアウェイな気分がぬぐえずも、どうにかこうにか生活をしていたのですが、ここに引っ越してきてよかった!と心の底から思いました。
宇宙の歴史に比べたら人間の一生なんてほんとにちっぽけなもんです。それでも、そのちっぽけな人生の中でもがき苦しんで、たまには笑って (逆のがいい) みんな必死に生きてるんですよね。
ちなみに、この「金星の太陽面通過」を見れるのは105年後の2117年なんですって。どんなに頑張っても今生きてる人のほとんどは見ることができないんです。
なので。
105年後のあたしの子孫へ。
2012年6月6日(水)東京は雨。
パソコンからLIVE配信してる映像を見たよ。
105年後の地球はどうなってるのかなあ。
人は自由に空を飛べたりしてるのかなあ。
音楽はあるのかな。
ロックンロールは生きている、かなあ。笑
平和だったらいいなあ。
あなたが笑顔でいられたらいいな。
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